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「Root Film(ルートフィルム)」,著名人ゲームレビュー第1回が公開。今回の担当はベニー松山氏

Eiko Kato

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<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

角川ゲームミステリー最新作
『Root Film(ルートフィルム)』
著名人ゲームレビュー第1回公開のお知らせ

株式会社角川ゲームス (本社:東京都品川区 代表取締役社長 安田善巳、以下角川ゲームス) は本日、2020年7月30日(木)発売予定の角川ゲームミステリー最新作『Root Film(ルートフィルム)』の著名人ゲームレビューの第1回を、2020年6月18日(木)に公開いたしました。

画像集#001のサムネイル/「Root Film(ルートフィルム)」,著名人ゲームレビュー第1回が公開。今回の担当はベニー松山氏

今回は、“著名人ゲームレビュー”として5名の著名人に『Root Film(ルートフィルム)』をプレイしていただき、論評を行っていただきました。著名人ゲームレビューの1回目として先陣を切るのは、『Wizardry』を題材にした小説『隣り合わせの灰と青春』などでおなじみのベニー松山氏です。以下はベニー松山氏のレビューとなります。

『Root Film(ルートフィルム)』著名人ゲームレビュー 第1回
ベニー松山氏

『ルートフィルム』、紛うことなく傑作である。
こうしたレコメンドのレビューは話半分、誉めてくれと頼まれて書いていると疑うかも知れない。
私も大概、眉が唾液でべたべたになるくらいに疑り深い。
だがしかし! その猜疑心に凝り固まった男が適当に遊び始めて、気がつけばエンディングを涙ぐみながら眺めていたのだ。
ミステリーものはどうしても後半のほうが盛り上がる。そうでなければいけない。

だから本作の序盤をひと区切り遊んで、もしかするとそのまま積んでしまう人もいるかも知れない。
でもそれはあまりに勿体ない。張り巡らされた伏線、鳥肌ものの構成の妙、そしてどんどん好きになってしまう魅力的な登場人物たち……絶対に完走すべきだ。
この傑作ミステリーを楽しみ尽くさないのは人生にとって損だと請け合ってもいい。
 そして私はすでに、まだ行ったことのない島根を訪れたくなっている。
自分にそういうところがあったのかと、本作の効能に驚いているところなのだ。

第2回以降、レビューを担当する著名人は以下の4名を予定しています。
・ローリング内沢
・しまねっこ
・バカタール加藤
・平林久和
(敬称略)

ぜひ、この著名人ゲームレビューにて『Root Film(ルートフィルム)』の魅力を感じ取っていただき、第2回以降もお楽しみにお待ちください!

『Root Film(ルートフィルム)』著名人ゲームレビュー
http://www.root-film.com/special/

著者: ” — www.4gamer.net

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話題のスタンダードスマホ「AQUOS sense4 SH-41A」の性能やカメラはどう?ベンチマークや三眼になったメインカメラを試す【レビュー】 – S-MAX

Eiko Kato

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、NTTドコモから4Gに対応したスタンダードスマートフォン(スマホ)「

」(シャープ製)が11月6日より順次発売されました(通常カラーは11月16日発売、公式Webストア「

」限定カラーのレッド、ブルー、イエローは11月6日発売)。

価格(金額はすべて税込)はドコモオンラインショップなどの直営店では本体価格が37,224円で、他社から乗り換え(MNP)では16,500円が割り引かれて20,724円となっており、手の出しやすい価格でながら過不足のないスペックや三眼カメラ搭載など、シャープの人気スタンダードモデル「AQUOS sense」シリーズの4代目として着実な進化を遂げた1台となっています。

またNTTドコモに続いてデュアルSIMに対応したSIMフリーモデル「AQUOS sense4 SH-M15」も量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)から11月27日より順次発売されることが発表されました。SIMフリーモデルの価格も市場想定価格が3万円台半ばで、予約注文を受け付けているヨドバシ.comなどの量販店では税抜35,900円(税込39,490円)の10%(3,949イント)還元で実質35,541円相当となっています。

そんなAQUOS sense4ですが、筆者もレッドがあるということでドコモオンラインショップ限定カラーを購入し、前回の記事では開封から外観、プリインストールアプリの紹介をお送りしましたが、本記事ではベンチマークアプリを利用して本機の性能を確認しつつ、トリプルカメラとなった本機のメインカメラを試してみようと思います。

【ベンチマークアプリで基本性能をチェックする】

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端末のスペックを「CPU-Z」で確認したところ

まずはベンチマークアプリを使ってAQUOS sense 4の基本性能をチェックします。今回使用するベンチマークアプリは端末の総合性能をチェックする「PCMark」と、3D描画機能などのゲーミング性能を計測する「3DMark」。そして、演算機能などのCPU性能に絞った性能をチェックする「Geekbench 5」を使用しています。

その前にAQUOS sense4の基本スペックをおさらいしましょう。チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 720G mobile platform(SM7125)」(2.3GHz×4+1.8GHz×4のオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は4GB、内蔵ストレージは64GBを搭載し、ディスプレイ解像度はFHD+(1080×2280ドット)で、このあたりが本機の性能(ベンチマーク結果)に影響の出てくるところでしょうか。

なお、今回のテストではベンチマーク計測を3度行い、その中間値を参考データとして利用しています。それではさっそく、各ベンチマークの結果を見てみましょう。また3DMarkは新たに導入された「Wild Life」を試しています。

・「Geekbench 5」でCPU性能を計測

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Geekbench 5のテスト結果

まずCPU性能のみを計測する「Geekbench 5」の結果が上記となります。シングルコア・マルチコア性能の数値と、ランキング内の近似値を並べています。

シングルコアは562点で、近いスコアの製品としてはGalaxy S9やGalaxy S9+(ともにExynosモデル)の名前が確認でき、その少し上にPixel 4 XLがあります。マルチコアは1758点で、近いスコアのスマホを見ると、Galaxy S9の他にPixel 3やPixel 3 XLといったSnapdragon 845搭載モデルがちらほらと見受けられます。

純粋にCPU性能だけを見た場合であれば、一昨年くらいのハイエンド級の処理能力を有しているということになります。もちろん、スマホやタブレットの動作についてはその他の性能などの要素が大きく絡んではきますが、Galaxy S9やPixel 3もまだ利用している人も多いと思いますし、少なくとも現状では操作していて十分な性能があると感じます。

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ランキング内のシングルコア性能のスコアが近いスマホ
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ランキング内のマルチコア性能のスコアが近いスマホ

・「PCMark」で総合性能を計測

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「PCMark」の計測スコアとその近似スコアのスマホ

続いてベンチマークアプリの定番の総合的な性能をチェックする「PCMark」にてテストしてみました。PCMarkでの参考スコアは7227点で、こちらは近似値のスコアを持つスマホにPixel 3aやPixel 3a XLが確認できます。

Androidスマホとしては、これらの近似値のスコアのスマホがまだまだ現役で使える製品であり、AQUOS sense4も現行のトップクラスグループには届かないものの、普段使っていくには必要十分な性能であると思います。

・「3DMark」でゲーミングなどの画像処理能力を計測

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3DMarkの計測スコアとその近似値スコアのスマホ

ベンチマーク検証の最後は主にゲームアプリなどで重要となる3Dグラフィック処理能力をテストする「3DMark」でテストをします。利用するベンチマークは3DMarkで現在利用できる一番新しいベンチマーク機能「Wild Life」を使用しました。

3D画像処理はSoCにCPUとともに内蔵されているGPU」と「画面解像度」が主なポイントとなります。繰り返しますが、その他にも動作メモリーの速度や容量などの細かい要素もありますが、おおまかに言えばということで。

そのため、AQUOS sense4に搭載されているSoCのSnapdragon 720Gに収められているGPUは「Adreno 618」と呼ばれるミドルレンジ向けのGPUとなっています。なお、参考としてハイエンド向けSoCの「Snapdragon 865」のGPUは「Adreno 650」が内蔵されています。

3DMarkのWild Lifeにおけるスコアは784点で、3D画像処理性能については近似値は国内未発売の製品が多く、いまいち参考になりにくいかもしれません。

あくまでもWild Lifeでのテストにおける参考値ではありますが、ハイエンドモデルであるHUAWEI Mate 40 Pro(5278点・1位)やAQUOS R5G(3770点・9位相当)あたりにはまさに桁違いで遠く届きません。

これくらいのスコアであれば、カードゲームやテーブルゲームといった演出の軽いゲームアプリであれば特に問題もないものと思われますが、3Dモデルのキャラクターが動きまくり、派手なエフェクトが飛び交うような負荷の重いゲームアプリの場合は描画設定を軽くするなど、設定を適切に変更しないと快適に遊ぶにはかなり厳しいでしょう。なお、後述のSnapdragon Elite Gaming featuresにて改善がされる可能性があります。

一方で、AQUOS sense4はプレイ中の録画機能やゲームアプリ起動中の通知ブロック機能といったゲーミング設定対応のほか、GPUドライバーをGoogle Playストアから直接アップデートする「Snapdragon Elite Gaming features」の認定機種でもあり、ドライバーの更新によって最適化されることで画面描画能力などが改善する場合があるので、後になってスコアがさらに伸びる(ゲームプレイの快適性が上がる)という期待はあります。

なお、画像処理能力はゲームだけではなく、Google ChromeをはじめとしたWebブラウザーのWebページ描画能力などにも影響するので、ゲームアプリをあまり利用しない人にも少なくない恩恵があります。値ごろ価格なミドルレンジスマホではあるものの、GPUドライバー更新による伸びしろが用意されることで、製品寿命をさらに長いものとできそうなのは非常に高いポイントなのではないでしょうか。

【三眼仕様になったメインカメラ機能をチェック】

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AQUOS sense4はAQUOS senseシリーズでは初めてとなる約1200万画素広角カメラ(F値2.0)と約1200万画素超広角カメラ(F値2.4)、約800万画素望遠カメラ(F値2.4)のトリプルカメラで、光学最大2倍ズーム(デジタル最大17倍ズーム)、電子式手振れ補正搭載となっています。

画像処理エンジンはAQUOS R3以降のハイエンドモデルに搭載されている「ProPix2」を採用しており、AQUOS senseシリーズとしては大きく進化し、AQUOS Rシリーズにも搭載されている動画撮影中に自動で撮影中に写真を撮影する「AIライブシャッター」がAQUOS senseシリーズでは初めて搭載されました。

さっそくAQUOS sense4にていくつかの写真を撮影してきたので作例を見てみましょう。なお、掲載している画像は特に注釈がない限りはオート設定にて撮影し、画像のリサイズ(800×600ピクセルへサイズ変更)のみ行って掲載しています。

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AQUOS sense4にて撮影(日中・十分な明るさのある室内)

日中や明るい室内での撮影においてはまったく問題ないでしょう。ハイエンドモデルであるAQUOS Rシリーズと同じ画像処理エンジンを採用したことで、かなり鮮やかで自然な写真が撮れるようになっていると思います。

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夕方・屋外
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夜間・屋外

陽が沈みきってなければ、夕方の写真も問題なく写真は取れるのですが、やはり夜間・暗所の撮影はあまり得意ではないようです。

はっきりとわかるのは「暗い場所で撮影しようとすると、かなり強引に明るくしようとして不自然に明るくなったり、街灯の光を取り込みすぎて強調されすぎてしまう」といった点かと思われます。

そのため、あくまで個人的にはですが、オートモードでの夜間撮影にはあまり向いていないと判断せざるを得ないと思いました。

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食べ物の撮影(食べてるものが偏ってるなどのツッコミは不要です)

続いてはある意味、筆者にとっては一番利用機会が多いかもしれない食べ物の撮影です。撮影する場所の明るさに若干左右されるようですが、概ね良好な“メシテロ”が敢行できるような写真が撮れているように感じます。

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夜のイルミネーション

夜間の撮影ははっきりと不得意と言えるAQUOS sense4ですが、夜間のイルミネーションをとった写真はかなりキレイに撮れていました。極端に暗いところでは厳しいものの、夜間でも十分な光が取り込めれば、十分な写真が撮れるようです。

ただし、夜間のイルミネーション撮影を行う場合はなるべくまんべんなく光が入る場所に向かって撮るのがポイントで、撮影時に光の届いているところと暗い場所が同時に入るとその部分だけ、ノイズのようなものが入ってしまいます。

ちなみにオマケですが、マニュアルモードで本体をキチンと設定すれば、より鮮明で夜間の暗い場所でもしっかりと撮れることも確認しています。

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マニュアルモードにて撮影

特に夕暮れの写真は個人的にもかなり気に入っているのですがどうでしょうか……以上、少し長くなってしまいましたが、ベンチマークアプリによる性能チェックとメインカメラの写真撮影機能のレビューでした。次回は、本機をしばらく使っていて気が付いたポイントなどをお送りしたいと思います。


[Image] QRコードアプリ名:PCMark for Android Benchmark
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:UL LLC
バージョン:2.0.3716
ANDROID 要件:5.0以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.futuremark.pcmark.android.benchmark

btn_android

[Image] QRコードアプリ名:3DMark – The Gamer’s Benchmark
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:UL LLC
バージョン:2.1.4699
ANDROID 要件:5.0以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.futuremark.dmandroid.application

btn_android

[Image] QRコードアプリ名:Geekbench 5
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:Primate Labs Inc.
バージョン:5.1.1
ANDROID 要件:7.0以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.primatelabs.geekbench5

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■関連リンク
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AQUOS sense4 関連記事一覧 – S-MAX
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著者: ” — s-max.jp

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『ゴースト・オブ・ツシマ』海外で最高評価の理由は? 英米豪紙の注目点 | NewSphere

Eiko Kato

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 PlayStation 4(以下PS4)向けゲームソフト『Ghost of Tsushima』が好評だ。鎌倉時代の日本を舞台に、道を外れた武士が故郷を守るため決起する。米企業が開発したタイトルながら、細部に至るまで日本古来の美意識を感じさせる内容となっている。

◆武士の掟を捨てたサムライ
 『Ghost of Tsushima』は、広大なオープンワールドを舞台に戦略性の高い駆け引きを楽しむ爽快なバトル・アクションだ。プレイヤー自らが武士道に外れた邪道な侍となり、まるで時代劇のように美しい長崎・対馬を自由に駆け、各地に潜む敵勢を討つ。

 時代設定は西暦1274年で、モンゴル帝国が日本を侵攻した「文永の役」がモチーフになっている。対馬に育った武士・境井 仁(さかい じん)は、モンゴル帝国のコトゥン・ハーン率いる軍勢が島に押し寄せるのを目撃し、故郷の危機を悟る。地頭である伯父・志村とともに戦場に立つも、武力の差に破れ、平和だった島は彼らに占拠されてしまう。

 深手を負い戦場に倒れた仁だが、死の淵から辛うじて生還する。そんな彼の運命を変えたのが、野盗・ゆなとの出会いだ。武士の掟や美学にこだわっていては故郷を守れないと彼女に説かれた仁は、冥界から蘇った冥人(くろうど)として、あらゆる邪道な手段を駆使することを覚悟する。愛馬にまたがり単騎野を駆け、対馬の各地に陣を張るモンゴル勢の一掃を試みるというストーリーだ。

◆ファーストパーティーとしては初動最速
 本作は米Sucker Punch Productionsが開発を手がけ、ソニー・ インタラクティブエンタテインメントが販売する。発売後3日間で400万本以上を売上げていることから、ゲーム情報サイト『IGN』は、ファーストパーティー(ゲーム機本体と同一の販社)による独自IP作品としてはPS4最速の初動を記録したと報じている。

 米批評サイト『メタクリティック』によるメタスコアも83点と順調で、100件を超える批評家によるレビューのうち否定的レビューは0件となっている。一般プレーヤーからの反応はさらに芳しく、ファンによる投票スコアは10点中9点台をマークしている。通常であればリリース直後に好意的レビューが殺到し、その後は時の経過とともに平均スコアは下落する傾向にある。しかし本作では発売後2ヶ月の時点でも9.2点ときわめて高い水準を維持している。数万件レベルの十分なレビュー数が寄せられている家庭用ゲーム機向けタイトルとしては、異例のことだ。フォーブス誌(8月12日)に寄稿するゲームライターのポール・タッシ氏は、「少なくともメタクリックのユーザスコアという、この種のことを調べるうえで最も信頼できる指標によれば、近年のあらゆるゲームのなかで最もファンに愛されたタイトル」であると述べている。

◆果てしないフィールドに広がる時代劇
 本作の特徴は、まさに時代劇のなかを縦横無尽に駆けるようなプレイフィールにある。プレイヤー自らが武士となり、対馬の大地を隅々まで探索する。農村を訪ねれば、廃屋から有用なアイテムを入手できることもあるだろう。島の随所では敵勢が野営をしており、見つかればフィールドは戦場と化す。

 戦闘シーンも時代劇そのものだ。互いの動きを読みながらじりじりと間合いを詰める一騎討ちは、昔ながらの武士の作法に則っており、非常に味わい深い。一方、複数の敵を相手にするバトルでは、見応えのある殺陣が展開する。襲いくる敵キャラクターを巧みな刀さばきで次々に斬り捨てる体験は、爽快の一言だ。英ガーディアン紙は、「美学とテーマ性を感じさせる時代劇のような会話劇がすべて盛り込まれている」と述べ、情緒たっぷりのストーリーもプレイヤーの心を捕らえているようだ。

 豪サウス・モーニング・ヘラルド紙(7月17日、以下SMH)は本作の特徴として、自然の美しさ、秩序と争いが入り交じった時代背景、そして探索に軸足を置いたゲーム展開を挙げている。同じオープンワールドRPGで例えるならば『アサシン クリード オデッセイ』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を合わせたような作品であり、加えてサムライ映画のような一面も持っていると表現する。

◆邪道な戦い
 伝統的な時代劇を取り入れた『Ghost of Tsushima』だが、その最大のオリジナリティは、むしろ正当な武士の戦いを外れた戦闘スタイルにこそある。高所からの奇襲や弓と爆薬の使用など、時代劇に登場する侍からはおよそ想像もできないような戦法が可能となっている。

 作中、仁は幼少期から伯父・志村に叩き込まれた武士道の精神をかなぐり捨て、実利重視の戦法へと傾いてゆく。武士としてはまずは高らかに名を名乗ってから正面を切って戦いを挑みたいところだが、浜辺での戦いで惨敗した仁は、海外勢を相手にそのような作法が通用しないことを痛感する。そこで掟破りの戦法に手を染めてゆくわけだ。ガーディアン紙は、侵略者を駆逐するために渋々ながら不正な戦術を使い始める、と紹介している。正対の姿勢から刃を交えるだけでなく、屋根の上を忍者のごとく密かに駆けるなど、予想を超えた幅広いアクションが用意されている。

 武士道に背くこれらの行いは戦闘のバラエティを広げるのみならず、物語に深みを加えている。ワシントン・ポスト紙(7月17日)の記者は、「仁が自身の道徳観の根底にあるものを曲げる必要性に揺さぶられるのは見ていて楽しかった」と感想を述べ、主人公の迷いを描いたストーリーを称賛している。出会うメインキャラクターのすべてにこのような興味を惹くバックグラウンド・ストーリーが見え隠れし、各々の生き様を想像させるという趣向だ。

◆圧倒的グラフィックで生きた自然を再現
 作品内では、目を奪うような美しい日本の原風景が圧倒的なグラフィックで再現されている。ガーディアン紙(7月14日)は「これは日本の比類なき自然の美しさを、非の打ちどころがないほど印象的に描いた作品だ」と述べ、その映像美を強調している。

 とはいえ、近年のハードの進化に伴い、映像の美しさだけでは独り勝ちが難しくなっているのも事実だ。そこで『Ghost of Tsushima』は、ガイダンス・システムの工夫によって世界観の統一を図った。時代物にふさわしく、マップは墨で描いたような素材感となっている。また、次に行くべき場所は画面内の風向きによって示されるため、そもそもマップを開いてゲーム内の視点から切り離される機会が最小限に抑えられている。ワシントン・ポスト紙は「こうしたヘルプ要素に表されるようなディテールは、大なり小なりプレイヤーを自然なやり方で(ゲーム内の)世界と結びつけている」と述べ、没入感の高さを評価している。同紙は「イノベーティブな機能」だとも述べ、今後ほかのゲームタイトルでも採用されるような規範となるだろうと予測している。

 ニューヨーク・デイリーニューズ紙も同様に、ミニマップに頼らずに進行できるナビゲーション・システムを高く評価している。マップを参照することでゲーム世界から一瞬引き戻されるような感覚が生じず、無限の広野の探索に没頭できるシステムが好評だ。また、オープンワールドでは一般的な手法になりつつあるが、珍しい動物を追っているうちに体力を回復できる温泉にたどり着くなど、プレイヤーの探索をさりげなくサポートするような自然な誘導も万全だ。こうした体験があるため、対馬という島自体がひとつの生きたキャラクターのように感じられる、と同紙記事は述べる。オープンワールドの基本に立ち返り、広大なフィールドをストレスなく探索することを追求したことが、好意的なレビューにつながっているようだ。

◆アクションゲームに和歌の遊び心
 本作はバトルアクションでありながら、意外な要素として和歌が活躍する。特定の場所で和歌を詠むことでアイテムを入手できたり、ワープ先として登録して移動を有利に進められたりするなどの恩恵がもたらされる。和歌は提示される選択肢を組み合わせて完成するもので、海外のユーザーたちはオリジナルの一首を詠んで楽しんでいるようだ。アクション作品としては異色の要素だが、詩歌への敬意が感じられたことが本作に感嘆する最初のきっかけになったとワシントン・ポスト紙が述べるなど、ちょっとした創作をゲーム内で楽しめる本システムは好評だ。なお、本機能は海外版では「俳句」と呼ばれており、日本語版へのローカライズにあたり「和歌」に修正されている。作中の時代に俳句の様式が確立されていないことが日本国内では広く知られているためだ。

 和歌システムのほかにもSMH誌は、「他愛もないが夢中になってしまうような古い文化」があちこちに仕掛けられていると述べている。キツネを追って古い神社へ導かれたり、神社で小さな御守りを見つけたりと、バトルの合間に日本の伝統的な美意識に触れることができるゲームバランスが好まれているようだ。

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【レビュー】Oculus Quest 2ユーザーはマストバイ! VRバトルロイヤルゲーム「POPULATION:ONE」 –

Eiko Kato

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BigBox VR「POPULATION:ONE」2020年10月22日発売予定

 VR空間でプレイ可能な“バトルロイヤルゲーム”は、raptor labの「STAND OUT : VR Battle Royale」や、CyberDream/Spiral Summit Gamesの「Virtual Battlegrounds」などがすでにリリースされている。しかしどちらもどちらもPC用VRゲームであり、基本的にVRヘッドセットにケーブルが接続されている状態でプレイするしかないのがネックだ。

 今回ご紹介するのはクロスプラットフォームで発売される「BigBox VR「POPULATION:ONE」。なんと「Oculus Rift」、「HTC Vive」、「Windows MR」、「Valve Index」、そして「Oculus Quest」でプレイ可能な、VR専用バトルロイヤルゲームだ。

 Oculus Quest 2の発売前に、このPOPULATION:ONEの体験会が開催されたので、今回はレポートをお届けしよう。なお、体験会は9月9日に開催されており、それからゲームシステムやグラフィックなどが変更されている可能性がある点には、留意してほしい。

 結論を先に言ってしまえば、13日発売の「Oculus Quest 2」の購入を検討しているユーザーはもちろんのこと、Oculus Questユーザーにも、ぜひプレイしていただきたいVRコンテンツであった。

「フォートナイト」的なVR版バトルロイヤルゲーム

 POPULATION:ONEは、「フォートナイト」ライクなバトルロイヤルゲームである。舞台は近未来世界。ほかのバトルロイヤルゲームと同様に部隊で協力して、生き残りをかけて戦うことになる。

 このゲームには4つの基本操作がある。登る、飛ぶ、銃を撃つ、そして壁を作ることだ。本作独自のシステムが、「登る」と「跳ぶ」というアクションによって実現された「バーティカルバトルシステム」。ステージにはさまざまな塔、ビル、木、壁などがあるが、プレイヤーはクライミングの要領で垂直方向に自由に登り降りできる。高所の利を活かせば、銃撃戦を有利に進められるわけだ。

 銃を持っていない状態で壁に手を近づけると、青く点灯する。その状態で中指でグリップボタンを押すと壁をつかみ、登り降り可能だ。壁を下に投げる要領で、勢いをつけて手を離すと、大きなストライドでより速く壁を登れる。

ステージに存在する塔、ビル、木などの全オブジェクトに登ることが可能だ

オーバーハングがあっても天井をつかんで、越えていける

 また、両手を開く「Tポーズ」をとって高所から飛び降りると、ハンググライダーのように空中を滑空可能。このときに飛行機のフラップのように両手を動かせば、自由自在に旋回できる。地上よりも素早くステージを移動でき、滑空中に眼下の敵を攻撃することも可能。この立体的な戦闘システムこそが、POPULATION:ONEの醍醐味だ。

両手を開く「Tポーズ」をとれば、空中を滑空できる

飛行機のフラップのように両手を動かせば、飛行中に自由に旋回可能だ

 銃器の扱いは非常にリアル。銃と弾丸を入手しても、マガジンを装着し、チャージングハンドルをスライドさせて弾丸を装填しなければ発射できない。スマホ、PC用バトルロイヤルゲームであればワンタップでリロードできるが、POPULATION:ONEでは一連の動作をスムーズに行なえるように練習する必要がある。

 フォートナイト的な要素が、壁を作ることだ。前後左右、そして上にも壁を作れる。空からもいきなり敵が攻めてくる本作では、できるだけ遮蔽物で射線を切ることが生き残るための重要なテクニックとなる。

実際にプレイしてみた感想はいかに?

 さて実際にPOPULATION:ONEをプレイしてみた感想だが、序盤の立ち回り方はほかのバトルロイヤルゲームと変わらない。まずは、銃、弾丸、回復アイテム(バナナ、ソーダ)、容量の大きいバックパック(Backpack Upgrade)などの物資を素早く入手する。

 個人的には過疎地に降りたって、装備を十分揃えてから中心地に向かうのが好みだが、あえて激戦地で最低限の武器を入手して、ほかの装備は倒した敵から奪ってもいいだろう。どちらを選ぶかは好みと腕次第だ。

 なお素手で敵を攻撃できるかどうかについては、今回の体験会で確認することを失念していた。ぜひご自身で試してほしい。

 敵と撃ち合いするさいには、スマホのように画面スワイプではなく、実際に腕を動かして敵に照準を合わせることになる。照準が合うとターゲットが黄色から赤色に変化するので、比較的エイムしやすく感じた。ただし、今回はサブマシンガンをメインウェポンとして使ったが、リコイルが結構強かったので、しっかりと両手で握って集弾率を上げたほうがよさそうだ。

 また、スマホやパソコンのバトルロイヤルゲームより、銃器のリロードに時間がかかる。リロード中に身を隠せる場所に陣取るか、あらかじめ遮蔽物となる壁を作っておいたほうがよいだろう。

照準が合っていないときターゲットは黄色のままだ

照準が合うとターゲットが赤色に変わる

敵を倒すと、その周りに装備が散乱する。物資大量補給のチャンスだ

今回運よく、空を飛んでいる敵をショットガンで撃ち落とすことができた。VRでは、実際に身体で向きを変えつつ、腕で照準を微調整できるので、動いている敵も狙いやすい

 今回はせっかくなので「ガンガンいこうぜ」的にOPULATION:ONEをプレイしたのだが、爽快に4人を倒すことができたものの、赤いゾーンによって袋小路に追い詰められたうえに、至近距離での乱戦となってしまい、筆者の死亡をきっかけにチーム3人がすべて倒れることになってしまった。

 いま振り返ってみると、3人でのチーム戦だったにもかかわらず、前衛、後衛などの役割分担をせずに、壁などの遮蔽物もいっさい作らずに戦ってしまっていた。サービス開始時にはしっかり作戦を立てて、リベンジを果たしたいと思う。

Oculus Quest 2などのスタンドアローンVRデバイスでプレイすることを強く推奨

 今回はゲーム中盤でチーム全員が倒れてしまったため、ゲームは実質7分程度しかプレイできなかった。しかし、それでもPOPULATION:ONEがVR専用バトルロイヤルゲームとして非常に完成度が高いことがわかった。

 また、今回の戦いはあまりにも筆者が無謀かつ稚拙すぎたが、チーム全員でしっかりと連携し、壁を作って戦えば、戦術的にも非常に奥が深いであろうことを確信できた。

 たったの1回、しかも約7分しか戦っていないが、毎日「PUBG」をプレイしている筆者は、お世辞抜きでPOPULATION:ONEのトリコになってしまった。本作をプレイ可能なVRデバイスを持っているならマストバイだと自信をもって勧められる。そして、プレイ中に実際の身体の動きがかなり激しくなるので、Oculus Quest、Oculus Quest 2などのスタンドアローンVRデバイスでプレイすることを強く推奨したい。本稿を読んでいる方とPOPULATION:ONEの戦場でお会いできれば幸いだ。

これはパソコン版POPULATION:ONEのトレイラー。Oculus Quest、Oculus Quest 2でプレイするさいにはグラフィックのクオリティが低下する点には留意してほしい。しかし、それがゲーム性をスポイルすることはないので安心してほしい



著者: " -- pc.watch.impress.co.jp "

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