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「The Wonderful 101: Remastered」レビュー –

Eiko Kato

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 2020年に、まさか「The Wonderful 101(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン)」というタイトルをプレイするとは、筆者は夢にも思わなかった。

 「The Wonderful 101」は、プラチナゲームズが開発を手掛け、2013年に任天堂から発売されたWii U専用アクションゲーム。2月4日から3月7日まで行なわれていたクラウドファンディングでは2億円を突破し、リマスター版のリリースが実現した。Nintendo Switchへ移植されるのなら無い話ではないが、Nintendo Switchに加えて、プレイステーション 4とSteamのマルチプラットフォームで展開するのだから驚きだ。

 もとはWii U専用タイトルの本作。ゲームファンならご存知だと思うが、Wii Uは近年の任天堂ハードの中では珍しく“商業的に振るわなかったハード”であった。そんな残念な理由もあり、気にはなっていても手が出せなかった人も多かったと思う。意欲作でありながら、不運にもあまり多くのゲームファンのもとには届かなかった「The Wonderful 101」が7年の歳月を経た現在、あらためてより広い範囲のユーザーに向けてリリースされると思うと感慨深いものがある。

 弊誌では、発売に先駆け本作のSteam版をプレイすることができた。独創的とも言える尖ったゲーム性や世界観、Wii U版と比べてどのように生まれ変わったのか、気になる部分をお伝えしていこう。

【『The Wonderful 101: Remastered』プロモーション映像】

リマスター版でついに実現! ヒーローの無敵感を存分に味わえる!!

 はじめに、過去にリリースされたものと比較して、リマスター版でどれだけパワーアップしたのかを見ていこう。……とは言ったものの、過去にプレイしたのは7年も前。さすがに記憶も朧気になっているので、押し入れの奥深くからWii U本体を引っ張り出してきてこちらもプレイしてみた。

 リマスター版といえば、まず最初に気になるのが映像面だ。Wii U版の解像度は720p。今プレイしてみても、映像は正直かなり綺麗だ。ゲーム自体が見下ろしで引いている画面が主ということもあってか、ゲームをプレイしている分には1,080pのリマスター版と一見大きな差は無さそうに思えた。

 ゲーム画面では映像の変化はわかりづらかったが、ムービーシーンでは違いを確かに感じられた。キャラクターがアップになるとWii U版は僅かにだが解像度の粗さが見られたが、リマスター版ではジャギ感が一切無い滑らかな綺麗な映像になっている。今回プレイしたSteam版でも解像度の向上が十分に感じられたが、プレイステーション4 Proではさらに高い2,160pにも対応している。圧倒的に上がったその映像力も気になるところだ。

 映像よりもわかりやすかったのがフレームレートの安定性向上だ。Wii U版も最大60fpsと、数字だけを見るとリマスター版と変わりはないのだが安定性は段違いだ。Wii U版ではユナイト・アタックで敵を攻撃すると結構なカクつきを感じたのだが、リマスター版では何発も連続で攻撃を食らわせても滑らかな動きで安定している。カクつきの不快感から解放されて、気持ちよくゲームに没頭できるのは嬉しいポイントだ。

 あらゆる面でパワーアップしているが、今回のリマスター版でもっとも改善されているのは間違いなくゲームバランスだろう。

 「The Wonderful 101」は、ユニークなゲーム性とコミカルな見た目に反して実は難易度がめちゃくちゃ高く、ライトゲーマーでは間違いなく心が折れるほどの骨太なゲームバランスだったのだ。かくいう筆者もWii U版では、1つのステージをクリアするのにコンティニューを重ねるのは当たり前という感覚でプレイしていた。

 難しかった点を挙げると、まずとにかく敵の火力が高く、道中のザコ敵の攻撃でも1発食らえば結構な痛手を負ってしまうレベル。さらに敵の装甲も固く、火力の高いユナイト・ハンドで攻撃しても簡単に倒れてくれない。ザコ敵すらも本気でプレーヤーを殺しにかかってくるのだ。

 本音を言ってしまうと、世界観や設定が面白いだけにWii U版は非常に惜しいゲームバランスだった。ヒーローたちの力が結集したユナイト・アタックは設定的には敵を一撃粉砕できるようなイメージがあるにもかかわらず、プレイしてみるとザコを倒すにもサクッといかず、ぶっ飛んだ力を持つヒーローたちの持ち味が活かしきれていないのが当時は残念に思っていた。

 そんな難しすぎる難易度に本作ではしっかりと調整が入っている。難易度ノーマルは以前と大きな差は感じられなかったものの、イージーやベリーイージーはWii U版よりも断然遊びやすくなっていて感動した。

 敵の火力は全体的に抑え気味になり、こちらの攻撃は敵の体力を一発でゴッソリと減らせるようになっている。まさに筆者が過去にイメージしていた、ヒーローたちの超パワーを存分に味わうことができるゲームバランスになっている。ユナイト・アタックの一撃で敵をワンパンで蹴散らせるのは爽快の一言に尽きる。当時味わいたかったものが7年越しでついに体験することができた。

難しすぎるという声があったからか、画面右のリマスター版では難易度の解説に補足が加わっている

難易度を下げれば固かった敵もサクッと撃破できて気持ちいい

 敵の強さの調整以外にも、ショップで販売されているユナイト・モーフの価格が変更されているのも大きい。ガードの「ユナイト・ガッツ」と緊急回避の「ユナイト・スプリング」は、ゲームを進行する上で必要不可欠なアクションでありながら、Wii U版では価格が高く、すぐに購入することができなかった。しかし本作ではタダ同然の価格に変更されているので、ゲームスタート時から敵の攻撃を防ぐアクションを揃えることができる。

重要なユナイト・モーフがすぐに手に入る

ガードと回避が最初から使えることで難易度がグーンと下がった

 リマスター版ではUI部分も大きな調整がされている。Wii U版では、ゲームパッドのモニターも使用するゲーム性であったため、操作方法の確認やアイテムのショートカットなど、基本的にはゲームパッドを見て操作する。真新しさに最初は面白いのだが、プレイを続けているとテレビ画面とゲームパッドを交互に見て操作するのが少々面倒に感じていた。

 同じ理由で謎解きの場面でも煩わしさを感じていた。建物に入ると、建物の中はテレビ画面に表示され、外はゲームパッドのモニターに映し出される。その両方を見ながら謎解きを進めなければならないという、快適さに欠ける作りであった。しかしリマスター版では、ゲームパッドに表示されていた情報は、ワイプで小さな画面が表示される仕様が基準となり、モニター1つで遊べるように快適化されている。

 その他に、ユナイト・モーフの操作は基本はタッチペンで図形を書くというやり方だったため、タッチペンを持ち替えたりと操作が忙しかったが、その点もバッチリ解消されて別物レベルで遊びやすくなっている。

 他にも、操作面や謎解き部分では説明不足な部分も結構あり、どこに進めばいいのかわからず迷ったこともあったが、そこにも細かく手が加えられており、チュートリアルや進行のヒントなどが常に表示され、とても親切な設計になっている。

ゲームパッドに表示されていた画面がモニターに表示されるようになり、快適さが格段にアップ

攻略のヒントなどが随所に差し込まれ、迷うことなくゲームを進められる

王道だけど型破り! 100人が1つになるヒーローアクション!!

 本作の世界観は、王道の戦隊ヒーローテイスト全開の作品。敵は地球侵略を目論む「ゲスジャーク星団連合無敵艦隊」。二度に渡る襲撃をヒーローたちによって退けてきたが、ついに本隊を動かして地球への総攻撃を開始した。地球の平和を守るため、ワンダフル・ワンダブルオーが立ち上がる。まさにベタベタなヒーローもののストーリーだ。

 主人公は特務戦闘兵団「ワンダフル・ワンダブルオー」のリーダー、ワンダ・レッド。普段は正体を隠して小学校の教員として生活しているという、アメコミ調の見た目に反して日本の昭和のヒーローのような設定なのも面白い。

 ヒーローもののベタさを逆手にとって、変身シーンでは某宇宙刑事のようなナレーションが入るという、ユニークなパロディ演出が盛り込まれている。このバカバカしさも本作の味である。

地球の存亡をかけた戦いが始まる

冴えない教師の正体は正義のヒーロー。ベタすぎる設定だ

変身シークエンスも、どこかで見た事のある感じ

 ゲームの世界観を見た時点で“手垢が付き過ぎて真新しさが無い”と思った人は、それはもう開発側の術中にまんまとハマっている。テンプレートとも言える王道な世界観をあえて用意し、油断しているところに“かつてない斬新なゲーム性”をぶっ込む。この意表の突き方がプラチナゲームズのうまいやり方だ。

 従来のアクションゲームのように1人のヒーローを操作するのではない。本作はなんと100人のヒーローたちを引き連れて戦う軍団アクションゲームなのだ。迫りくる敵をヒーロー軍団で蹴散らしてゴールを目指すのがゲームの基本の流れになる。

 バトルの基本アクションは、リーダー単体による攻撃と軍団メンバーによるチームアタックの2種。チームアタックは敵の足を一定時間止めることもできるので、仲間に動きを止めてもらっているうちにリーダーが敵を叩くという痛快なコンビネーションも決められるのだ。

通常攻撃

チームアタック

 斬新なゲーム性というのは、大量の仲間を引き連れる点だけではない。本作でもっとも注目してもらいたいのは、このゲーム独自の要素である「ユナイト・モーフ」というシステムだ。ユナイト・モーフとは、「ヒーローたちの互いの体をワンダ・エナジーで結束させて巨大な兵器へと変形合体する」という、一瞬何を言ってるのか理解できないと思うが、平たく言うと複数のヒーローたちが合体して武器になるという、荒唐無稽なアクションなのだ。

 右スティックの操作で隊列を作ることでヒーローたちが1つになり、様々な兵器へと姿を変える。スティックで円を描けば巨大な拳「ユナイト・ハンド」、直線を書けば巨大な剣「ユナイト・ソード」など、さまざまな武器にチェンジすることができる。

いろいろな図形を描くことで武器が誕生

 ヒーローの力が1つになったユナイト・アタックの威力は凄まじく、通常の攻撃ではビクともしないタフな敵も、火力の高いユナイト・ハンドなら効果絶大。そして、敵がワラワラと押し寄せる場面では、攻撃範囲の広いユナイト・ソードを使えば敵をまとめて一掃することができ、最高にスカッとする。この他にも武器は沢山あるので、状況に応じてユナイト・モーフを使い分けることでゲームを有利に進められる。これこそが本作の醍醐味である。

武器の種類は、ステージが進むことでどんどん増えていくのだ

 敵との戦闘だけではなく、ユナイト・モーフはあらゆる局面で活躍する。足場の無い場所ではヒーローたちが橋やグライダーに姿を変え、ロックされている扉を開ける鍵にもなったりする。ヒーローたちがスクラムを組んであらゆる物を作りだすというハチャメチャ感は、まるで子供が想像した“何でもアリの最強ヒーロー像”を具現化したかのようだ。

立ちはだかる障害も、さまざまなユナイト・モーフを駆使すれば突破できる

 本作を面白くしているユナイト・モーフだが、当然ながら合体する仲間がいなければ使うことができない。ステージ開幕時はメンバーが少ないので、道中にいる一般市民を救出して仲間に引き入れていく必要がある。ステージ中には市民に紛れてヒーローが隠れていることもあり、じっくり探索する楽しみもあるのだ。

 メンバーが増えれば増えるほど長い隊列で大きなユナイト・モーフを作ることができ、ユナイト・アタックのパワーが格段にアップする。なので、ステージ中でなるべく多くの市民を救出して進むのが攻略のカギになる。仲間の力(数)が強さに変わるという“ヒーローのお約束”がうまくゲームに落とし込まれている。

市民を円で囲めば、救助したステージ限定で仲間になる

ステージ中に隠れているヒーローも個性派揃い

 様々な魅力をこれでもかと詰め込んでいる本作だが、アクションゲームに定評のあるプラチナゲームズが手掛けているだけあって、アクション性と戦略性が高く、戦闘がとにかく楽しい。

 最初のうちはアクションの幅も狭いが、レベルを上げることで様々な技を習得すれば、それらを使って自由自在にコンボを決めることができ、突き抜ける爽快感が味わる。

 さらに、ショップで販売しているスキル「マルチユナイト・モーフ」を購入することで、複数のユナイト・モーフを同時に使用できるようになる。ユナイト・ハンドで敵を殴っている最中に、ユナイト・ソードで斬撃といった連携攻撃も可能になる。慣れるまで操作は少し大変だが、使いこなせるようになればバトルの楽しさにグイグイ引き込まれるハズだ。

多彩なアクションが、バトルの楽しさを加速させている

 ステージの最後に待つボス戦も型破りな展開の連続。序盤のボスである人型巨大兵器「ガグージン」戦では侵攻してくるガグージンの体の上で戦うのだが、ただ殴って倒すというありきたりなものではない。腕などのパーツの連結部分の留め具をユナイト・ハンドで外して解体していくという、想像だにしない方法で倒すのだ。

 このほかにも、戦艦を操縦して戦うシューティングゲームのような形式や、巨大な砲弾をバットで打ち返して戦う野球盤的なものなど、ボス戦の内容はとにかくバラエティに富んでいてプレイしていて全く飽きがこない。どんな戦いが待っているのか、先の読めないワクワク感も良いスパイスになっている。

ボスによってはゲーム性が大きく変化するのも本作の魅力だ

 今回、過去に発売されたものとリマスター版の両方をプレイしてみたが、、大きな点から細かな部分まで随所に手が加えられており、遊びやすさをとことん追求した作りになっていた。まさに「The Wonderful 101」の理想形ともいえる仕上がりだ。

 難易度イージーなら、アクションゲームにそこまで自信がない人でも、ド派手なアクションでヒーローの無敵感を存分に味わうことができる。逆に硬派なアクションゲームを楽しみたい人も、難易度ノーマルなら近年では珍しいくらいの歯応えあるアクションゲームが堪能できる。これまで本作をプレイする機会がなかった人は、是非この機会に触れてもらいたい。



著者: " -- game.watch.impress.co.jp "

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「Need for Speed Heat」レビュー –

Eiko Kato

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 公道レースで熱くなれ。「Need for Speed」シリーズ最新作「Need for Speed Heat」が11月8日に発売された。

 「Need for Speed」シリーズはEAを代表するレースゲームシリーズの1つ。本シリーズの魅力はなんといっても非合法な公道レース、そしてそれを取り締まる警察とのバトルにある。レース中でも容赦なくこちらを妨害しにくる警察車両から逃げたり、時にはこちらから体当たりしたりそんな油断ならないレースが楽しめる。

 本作はそんな「Need for Speed」シリーズの最新作。シリーズのコアとなる要素はそのままに、さらにエキサイティングで、さらにクールなレースゲームに仕上がっている。それでは早速本作の魅力について語っていきたい。

【Need For Speed Heat 公式公開トレーラー】

オープンワールドを舞台に走り屋として名を上げろ!

 本作の舞台は「パームシティ」という架空の都市だ。高層ビルが立ち並ぶダウンタウン、美しい海が広がるベイサイドエリア、落ち着いた住宅街、ほかにもコンテナが積み上がっている倉庫や、レース場跡など様々なロケーションがある。パームシティはオープンワールドになっており、好きな車で好きなところを自由に走り回ることができる。

 本作には「昼」と「夜」の2つの概念があるのが特徴だ。昼はオフィシャルなレースイベントが開催されている“健全”な一方、夜は非合法な“不良”のストリートレースが開催されている。この対比も本作の見所だ。

 基本的なゲームの流れは昼のレースイベントで車の購入や改造に必要な「CASH」を稼ぎ、夜のストリートレースでそれらのアンロックに必要な「REP」を稼ぐ。CASHとREPをたんまりと稼いだら愛車を改造してさらにレベルの高いレースに挑戦したり、新車に乗り換えてもいい。チューニング用に購入したパーツは別の車両にも流用可能なのでお古のパーツが無駄にならないのも良い。

 またゲーム内には特別なイベントバトルがあり、これらで勝利していくとストーリーが進行していく。これはという愛車がチューニングできたらそちらに挑戦していくのがゲームの流れだ。

どのシーンを切り取っても不良的なカッコ良さを感じる

 本作をプレイして感じたのが、あらゆるシーンの演出がカッコいいのだ。オープニングはもちろん、レースが始まる前の短時間のローディングシーンなど、プレーヤーが目にするあらゆるシーンがスタイリッシュに描かれている。

 どのシーンも最高にクールなのだが、その中でも筆者がお気に入りなのがレースが始まる直前のカウントダウンのシーンだ。そこも昼と夜で演出が違うのだが、特に夜のシーンを見てほしい。スタート地点にライバル達の車が並ぶ、どれもカリカリにチューニングされたマシンで、見た目もカスタマイズされている。それぞれの車がモンスターのようにエンジンを吹かしながらスタートを今か今かと待ち構える。唸る排気音、盛り上がるギャラリーたちの歓声、怪しく光るネオンの明かり……、夜の非合法バトルという道徳に反する行為だからこその不良的なカッコよさがある。

怪しく光るネオンの中で、興奮を抑えられないギャラリーと、自分の愛車が最高にクールなカメラアングルで切り取られる。この不良的なカッコよさが堪らない

 またレースの主役になる車の数々もポイントだ。確認できるだけで100車種以上登場するのだが、架空の車ではなく実車が登場する。フェラーリにポルシェ、ランボルギーニから、日本メーカーも登場していてホンダ、マツダ、日産、スバルなどなどレースゲームや漫画などに登場するあのメーカー、あの車種がゲームに登場する。

 お気に入りの車が多数登場するのだが、特に筆者のお気に入りはマツダのRX-7だ。走り屋をテーマにした漫画の影響なのだが、パームシティという架空の海外の都市のレースのトップを国産車が走っているというシチュエーションに燃える。

 もちろんレースに勝てれば最高に気持ち良いが、レースに勝てなくても、繰り返しレースに挑戦してチューニングをして少しずつ愛車が成長していくだけでも楽しい。チューニングパーツには純粋にマシン性能が上がるパーツもあれば、車の特性を変化させるものもある。自分がグリップ走行よりドリフト派ならより滑りやすくなるドリフトタイヤを装着すればよいし、安定したコーナリングを求めるならレース用のタイヤを装着するなど、本作ならではのカスタマイズ要素の豊富さから生まれる理想の愛車へと近づけていく過程は魅力的だ。

 チューニングの方向性がパーツ次第でかなり変化するのが面白い。筆者は「やっぱり走り屋ならドリフトでしょ!」ということで、サスペンションやタイヤをすべてドリフト仕様にしたところ、肝心のレースのスタート地点まで真っ直ぐ走ることもままならないほどの“超”ドリフト仕様車になったときは笑ってしまった。

 そしてカリカリにチューニングした愛車でライバルたちの車を追い抜いていく爽快感は堪らない。本作の操作感はレースゲームの中でもかなりカジュアルになっているので、アクセル全開で華麗なドリフトを決められるし、そのままコースアウトしてもリカバリーもしやすい。ハイスピードでコーナーに突っ込みドリフトを決める。差を縮めたところでストレートでライバルの後ろに張り付き、スリップストリームを使ってライバルをごぼう抜きできたときなどアクセル全開アドレナリン全開の瞬間だ。

「超有名なあの車も、あの車もある!」と興奮してしまうこと間違いなし

筆者のお気に入りは「RX-7」。100種類以上の実車が収録されている本作なら、きっと好きな愛車を見つけられるはずだ

 だが本作では自由に自慢のマシンで公道を走り続けられるゲームではない、手強いのはライバルではなく警察だ。昼の街中ではこちらから体当たりするくらいの無茶をしなければ手配はされないが、夜の街では彼らも本気だ。非合法の公道レース中に警察から追跡されることも少なくはない。逃げ切るか捕まるか、ライバルたちとは異なるバトルが始まる。

 とはいえ最初は彼らもパトカー1、2台で追いかけてくる程度で、諦めるのも早い。むしろこちらから体当たりしてパトカーを破壊するなど挑発ができるくらいだ。だがそういった警察に反抗的な行為をしていると「HEATレベル」が上昇、警察からのヘイトが高まっていく。そうすると追跡するパトカーの数が増えたり、ヘリが登場したりと徐々に逃げ切るのが困難になってくる。無事に逃げきればその日に獲得したCASHやREPを多く入手できるが、捕まってしまうと大半を没収されることになる。ここの駆け引きも面白さの1つだ。

 また本作は登場キャラクターたちのセリフがすべて日本語で吹き替えられているのだが、警察に追われているときに「そこのマツダのRX-7止まりなさい」というセリフがパトカーから流れてきた時はこの吹き替えの細かさに感動したものだ。

 トータルのデキはかなり良い作品なのだが気になるところもあった。それはゲームプレイが単調に感じてきてしまうことだ。

 これはいくつかの原因があると考えられる。1つ挙げられるのがストーリーのわかりにくさだ。意味深なオープニングで「お?」と興味を引き込みながらも、その後に複数のキャラクターが登場し並行で話が進んでいくと、どのキャラクターのどの話がメインなのかわかりづらく置いてけぼりになってしまったのだ。

 もう1つがパームシティ自体のロケーションだ。最初に述べたとおり魅力的な街なのだが、ある程度の時間走っているとどうしても飽きが出てしまう。例えばもう少し印象に残るランドマーク的な要素を複数配置するなど、マップ自体に刺激があればオープンワールドの良さをさらに引き出せたのではないかと考える。

オープニングでグッと引き込むところはよくできていたのだが、その後のストーリーがイマイチちゃんと入ってこなかったのは残念

昼と夜や天候の違いなどで最初はまったく飽きないのだが、プレイを続けているうちに単調に感じてしまう。ランドマーク的な見どころがもう少しあれば面白かったのではないだろうか

 多少気になる部分はあったが、夜の非合法レースで警察とデッドヒートを繰り広げるというシリーズの1番の魅力をきっちりと引き継ぎつつ、多数登場する実車や、それらのチューニングといったやりこみ要素、またガラリと変わる昼の公道レースを楽しんだり、オンラインで他のプレーヤーとパームシティを走り回ったりと、トータルで見ると非常にさわり心地の良い“ワルの優等生”的なレースゲームになっている。シリーズのプレイ経験は関係なく、車が好き、レースゲームが好きというゲームファンには間違いなくオススメできる作品だ。

車の外見のカスタマイズの幅も広い。他のプレーヤーが公開しているラッピングをダウンロードしてきて適用することも可能だ



著者: " -- game.watch.impress.co.jp "

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Shadowgun War Gamesのレビューと序盤攻略 – アプリゲット

Eiko Kato

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Shadowgun War Games

個性豊かなヒーローを使ってチームバトルに挑め!

「Shadowgun War Games」は、5vs5のマルチプレイバトルができるチーム対戦シューティングゲーム!

Shadowgun War Games」は、ヒーローの個性を活かしてチームバトルができるオンラインFPSゲームだ。

多彩な攻撃ができるのアサルト、回復やシールド展開のできるサポート、近距離特化で耐久力の高いタンクなど、さまざま特技をもったヒーローが存在する。

最大5vs5のチームバトルが可能で、他プレイヤーと協力してチームを勝利に導こう!

移動と照準を合わせるシンプルな操作

Shadowgun War Games レビュー画像

移動と照準あわせの基本操作さえ覚えてしまえばあとは敵を倒すだけだ。

左レバーでキャラクター移動、右スティックで視点と照準を合わせることができる。

移動ではレバーを強く入力するとダッシュ移動になり、射撃は照準を合わせた敵に対して自動で攻撃してくれるぞ。

ヒーローごとに異なるアクション

Shadowgun War Games レビュー画像

サポートヒーローは味方を守るシールドを張ることができる。

攻撃役のアサルトには、ボムと回復ができるアクションボタンが画面中央にあり、それぞれタップすることで発動できる。

サポートは、半球状のシールドフィールドを展開させたり仲間の回復するヒールボムを投げたりが可能だ。

ヒーローごとにロールやアクションが異なるので、いろんなプレイが楽しめるのも特徴的なゲームとなっている。

「Shadowgun War Games」は、ヒーローやルールの追加など今後のアップデートも楽しみなゲーム!

Shadowgun War Games レビュー画像

ヒーローの追加までに既存ヒーローを極めよう!

現在実装されているヒーロータイプは5人となっているが、今後のアップデートにより続々と増える予定だ。

バトルルールも基本は5vs5で特殊なルールで遊べるモードが増えていく予定なので、長く遊べるゲームとなっているぞ。

好きなゲームモードをいつでも遊べる

Shadowgun War Games レビュー画像

ゲームモードは、慣れるまではチームデスマッチで遊ぶのがオススメだ。

ゲームモードはルールをタップすることでいつでも切り替えて遊ぶことが可能だ。

現在はチームデスマッチとキャプチャーザフラッグの2つが用意されていて、ランクが上がると解放されていく仕組みだ。

まずは基本のチームデスマッチでゲームルールや敵の倒し方を把握しよう。1

装備アイテムやエモートも多数登場!

Shadowgun War Games レビュー画像

エモートやポーズで個性を出し、他プレイヤーにアピールしていこう。

各ヒーローたちには、ゲーム開始時にとるエモートやロビーでのポーズといったものを装備できる。

開始前のプレイヤー紹介に流せる戦績「トラッカー」などもあるので、他のプレイヤーにアピールしていくことも可能だ。

ゲームの流れ

Shadowgun War Games レビュー画像

ゲーム開始すると同時にチュートリアルステージがはじまる。

移動操作は左画面、右画面は照準と視点操作となる。

Shadowgun War Games レビュー画像

バトル開始前には、チームのメンバーのヒーローを確認できる。

その際には設定した戦績などが紹介される。みんなやってるねぇ!

Shadowgun War Games レビュー画像

新たなヒーローの女スナイパーだ。体力は低いが当然のごとく射程と火力が高い。

近づかれた場合は、閃光地雷で切り抜けよう。

Shadowgun War Games レビュー画像

バトル終了後には各チームの戦績が公開される。

はじめて使ったタンクだったがチームトップの成績で、満足のいく結果に。

Shadowgun War Games レビュー画像

チャレンジミッションには、デイリーやウィークリーがある。

シーズン中のバトルパスもあるので、やり込みたい人は購入も視野に入れてみてはどうだろうか。

「Shadowgun War Games」の序盤攻略法!

Shadowgun War Games レビュー画像

チュートリアルでは基本操作や武器の切り替え、サブウェポンの使い方を教えてくれる。

最初に操作説明などがあるチュートリアルステージがあるので、移動と攻撃以外にも武器の切り替え方法なども覚えておこう。

その後はオンラインの対戦でプレイヤーランクを上げて、新ヒーローやルールをアンロックしていこう。

操作方法を設定して快適プレイをめざす

Shadowgun War Games レビュー画像

操作感度は、プレイヤーの好みで調節しておこう。

基本はオート射撃になるが、ヒーローによっては射撃ボタンで攻撃する必要がある。

設定で、エイム感度やダッシュ感度など細かい調整も可能で、射撃時の操作方法もいろいろ用意されている。

ヒーローや自分にあった操作方法をいろいろ試してみよう。

フィールドアイテムで回復をしよう

Shadowgun War Games レビュー画像

回復方法をもっていないタンクにはありがたいアイテムだ。

試合中のフィールドのいたることろに体力回復できるアイテムが落ちている。

撃ち合いで生き残った場合はこれを使って回復しよう。また、しばらくじっとしていると少しずつだが体力回復することも覚えてこう。

著者: ” — appget.com

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【モンスト】クォンマーの評価と運極おすすめ度 |

Eiko Kato

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クォンマー_進化ステータス_モンスト

モンストクォンマーの最新の評価や強い点・弱い点、運極おすすめ度を紹介しています。適正クエストやアビリティ・SSなどステータス情報も掲載しておりますので、『クォン・マー(くぉんまー)』の性能評価の参考としてご活用ください。

クォンマー(究極)の適正・攻略はこちら

クォンマーの最新評価

ランキング評価

進化の簡易評価

進化の簡易ステータス
クォンマー_進化アイコン_モンスト 反射 スピード型 亜人
アビリティ:反風/対幻獣
ゲージ:ADW
主友情:中距離毒拡散弾9
SS:自走+毒付与
ターン数:20ターン

毒を付与する友情+SS

希少なギミック対応に加えて、毒を付与する友情・SSを搭載しています。明確な使い道は少ないものの、サソリ処理などで貢献できる性能です。

▼進化の詳細ステータスへ移動

クォンマーの運極おすすめ度

運極オススメ度 作成難易度
★☆☆ ★☆☆

運極にはおすすめしない

反風+ADWを所持しているものの、現状明確な使い道のないキャラです。そのため、運極にする必要は今のところありません。

クエスト周回は簡単

高火力のAWPキャラを多く編成することで周回はしやすいクエストとなっています。そのため紋章力や運極数稼ぎにはオススメです。

クォンマーのわくわくの実・神殿

おすすめのわくわくの実

おすすめの実 推奨理由
同族・加撃 加撃系の中で最も強力
熱き友撃 友情火力を底上げ

わくわくの実の効果一覧はこちら

英雄の書は使うべき?

英雄の書のおすすめ度
英雄の書
英雄の書
C(キャラが好きなら)

おすすめしない

現状使い道がほとんどないキャラです。英雄の書もおすすめできません。キャラが好みの方も、書庫に追加され運極合成で英雄の証を取得できるようになるのを、待ったほうがいいです。

おすすめの周回神殿

おすすめの周回神殿
闇時2_常闇の神殿_モンスト
闇時②

神殿の周回おすすめランキングはこちら

クォンマーの適正クエスト

★マーク付きクエストでは最適レベルの活躍

超絶・爆絶・轟絶クエスト

適正クエスト_超絶爆絶

激究極クエスト

適正クエスト_激究極

覇者の塔・禁忌の獄・聖域クエスト

適正クエスト_覇者の塔_禁忌の獄

クォンマーの長所・強い点

反風/対幻獣+ADW

ウィンド・DWへのギミック対応に加えて、ベースに幻獣キラーを搭載しています。制限雑魚など幻獣族は敵として登場しやすいので、キラーが活きることは多いです。

毒状態にする友情・SS

モンスト_クォンマー_SS詳細

友情には中距離毒拡散弾、SSには触れた敵を毒状態にするSSを搭載しています。サソリが登場するクエストや毒キラー持ちのキャラとの相性は良いでしょう。

毒付与SSの詳細

自強化倍率 毒ダメージ 継続ターン
等倍 30万 2ターン

クォンマーの短所・弱い点

活躍できるクエストがほぼない

ウィンド・DWが必要なクエストは現状ほとんどありません。またそれぞれのギミック対応であればより強力なキャラが多いので、優先して使うことはほとんどないでしょう。

クォンマー(進化)のステータス

クォンマー_進化ステータス_モンスト

レア度 属性 種族
☆6 亜人
撃種 戦型 ラックスキル
反射ゲージ スピード型 クリティカル

進化のアビリティ

アビリティ アンチウィンド/幻獣キラー
ゲージ アンチダメージウォール

進化のステータス詳細

HP 攻撃力 スピード
上限値 22441 20921 420.65
ゲージ成功 25105
キラー発動 37658

進化のSS・友情コンボ

SS(ストライクショット)
溶瓦毒手刀 20ターン
スピードがアップ&ふれた敵を毒状態にする
友情コンボ
中距離毒拡散弾9 威力(5737)
キラー(8606)
16方向に中距離毒拡散弾を9発ずつ乱れ打ち

クォンマー(進化前)のステータス

モンスト_クォンマー進化前_評価

レア度 属性 種族
☆5 亜人
撃種 戦型 ラックスキル
反射 スピード型

進化前のアビリティ

アビリティ アンチウィンド
ゲージ 無し

進化前のステータス詳細

HP 攻撃力 スピード
上限値 16279 16283 294.47

進化前のSS・友情コンボ

SS(ストライクショット)
凶拳の会得 12ターン
スピードがアップ
友情コンボ
短距離毒拡散弾9 威力(3254)
16方向に毒拡散弾を9発ずつ乱れ打ち

神化素材としての使い道

*()内は進化後からスライドする場合

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