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ゲーミング

10コア「Core i9-10900K」をTSUKUMOのゲーミングPCでテスト、全コア5GHz超え動作の場面も –

Akane Yamazaki

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TSUKUMOのゲーミングPCブランドG-GEARの最新モデル「GA9J-J201/ZT」。

Intelが「世界最速のゲーミングプロセッサ」をうたう「Core i9-10900K」を搭載。

 Intelは5月20日に“Comet Lake-S”ことデスクトップ向けの第10世代Coreプロセッサファミリーの販売を開始した。

 CPUの販売解禁に合わせて、TSUKUMOでは同社のゲーミングBTO PCブランド「G-GEAR」より、10コア/20スレッドで最大クロック5.3GHzの最上位モデル「Core i9-10900K」を搭載したゲーミングPC「G-GEAR GA9J-J201/ZT」の販売を開始している。

 Intelは、Core i9-10900Kについて「世界最速のゲーミングプロセッサ」をうたっており、Intelのメインストリーム向けCPUとしては最高性能モデルといえる。今回のレビューではG-GEARの最新ゲーミングPC「GA9J-J201/ZT」を使い、Core i9-10900Kの実力をチェックしてみよう。

最大5.3GHz動作の10コア/20スレッドCPU「Core i9-10900K」

Core i9-10900Kプロセッサ

 Core i9-10900KはComet Lake-Sの最上位で、前世代のCoffee Lake-Sで同ポジションにあたる「Core i9-9900K」からコア数が2つ増えて10コアとなっているほか、ベース/ブースト時クロックともに引き上げられている。それに合わせてTDPも95Wから125Wへと高く設定されている。

 ブースト時の動作も手が加えられており、「Turbo Boost Max Technology 3.0」による一部コアの高クロック動作や、CPU温度と電力に余裕があればシングルおよび全コアを高クロックで動かす「Thermal Velocity Boost」を新たに備えている。

 Core i9-10900Kの場合、Turbo Boost Max 3.0の最大クロックは5.2GHzだが、Thermal Velocity Boost有効時はシングルコア5.3GHz、全コア4.9GHzまで上昇する。

CPU-Zの情報

CPU-Zのキャッシュ容量

HWiNFOのプロセッサ情報(パワーリミット)

HWiNFOのプロセッサ情報(動作倍率)

 製品仕様の違いは以下の表のとおりだ。なおCoffee Lake-Sでは、8コア/16スレッドでベースクロック4GHz/ターボクロック5GHz(TDP127W)の特別モデル「Core i9-9900KS」も販売されているため、比較表に含めている。

モデル Core i9-10900K Core i9-9900K Core i9-9900KS
製造プロセス 14nm
プロセッサファミリー Comet Lake-S Coffee Lake-S
コア/スレッド数 10コア/20スレッド 8コア/16スレッド
ベースクロック 3.7GHz 3.6GHz 4GHz
シングルコアターボクロック 5.3GHz 5GHz
全コアブーストクロック 4.9GHz
L3キャッシュ 20MB 16MB
内蔵GPU Intel UHD Graphics 630
TDP 125W 95W 127W
ソケット LGA1200 LGA1151

バランスよく上位パーツを採用するG-GEARブランドのBTO PC「GA9J-J201/ZT」

 今回検証に使用するPCは、TSUKUMOのゲーミングPCブランドG-GEARのミドルタワーゲーミングPC「G-GEAR GA9J-J201/ZT」。おもな仕様の一覧は以下の通りだ。

 なお、SSDは標準仕様では500GBのNVMe SSDが搭載されているが、テスト機はSamsung 970 EVO Plus MZ-V7S1T0B(1TB)を搭載した構成のモデルを使用している。BTOモデルなので、SSD以外にもメモリやビデオカード、HDDや電源なども好みに合わせてカスタムできる。

G-GEAR GA9J-J201/ZTの仕様(BTOカスタム済み)
OS Windows 10 Home
CPU Core i9-10900K(10コア/20スレッド、ベースクロック3.7GHz/ターボ時クロック最大5.3GHz)
GPU ZOTAC製 GeForce RTX 2080 SUPERカード(8GB GDDR6)
メモリ DDR4-3200 8GB×2(センチュリーマイクロ CD8G-D4U3200)
マザーボード Intel Z490搭載ATXマザーボード(ASUS TUF GAMING Z490-PLUS WI-FI)
ストレージ 1TB NVMe SSD (Samsung 970 EVO Plus MZ-V7S1T0B)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(ASUS DRW-24D5MT)
電源 750W ATX電源(Seasonic FOCUSシリーズ/80PLUS GOLD)
ケース G-GEAR ATXミドルタワーゲーミングケース(69JD)
サイズ 幅190×奥行き475×高さ435mm

 テスト機の構成だが、搭載CPUは前述のCore i9-10900Kで、Comet Lake対応のIntel Z490チップセットを搭載したTUF GAMINGブランドのASUS製ATXマザーボード「TUF GAMING Z490-PLUS WI-FI」を採用。パッケージには無線LAN用のアンテナも同梱されている。

ASUS製ATXマザーボード「TUF GAMING Z490-PLUS WI-FI」

 CPUクーラーにはCooler Master製サイドフロークーラー「Hyper 212X」を搭載。Cooler Masterによれば、同クーラーはTDP 150Wを目安としているため、TDP 125WのCore i9-10900Kも許容範囲に収まっている。

 ビデオカードには、デュアルファンクーラーを備えたZOTAC製GeForce RTX 2080 SUPERカードが搭載されている。メインメモリにはセンチュリーマイクロ製のDDR4-3200 8GB DIMM×2を搭載。Micron製チップを備えた日本製DIMMだ。

 ストレージはPCIe 3.0 x4接続のSamsung製NVMe SSD「970 EVO Plus」の1TBモデルを搭載。マザーボード側のヒートシンクでカバーされている。ATX電源には80PLUS GOLD認証を取得した750W電源を搭載する。

 CPUはフラッグシップモデルで、他パーツもハイエンド寄りながら高値になりすぎないパーツ構成でバランスよくまとめられている印象だ。

CPUクーラーはCooler Master製サイドフロークーラー「Hyper 212X」

ビデオカードはZOTAC製のGeForce RTX 2080 SUPER

センチュリーマイクロ製DDR4-3200メモリ

Samsung製NVMe SSD「970 EVO Plus MZ-V7S1T0B」、今回は標準仕様からこの部分のみカスタムしている

 ケースはG-GEARのオリジナルケース「69JD」。

 フロントはメッシュパネル仕様で、電源/リセットスイッチ、USB 3.0ポート×2、音声入出力のほか、防塵フィルタが設けられている。空冷ファンはフロントに120mmファン×1、リアに120mmファン×1を標準で備える。

フロント

リア

フロントパネルのインターフェイス

G-GEARのエンブレムとCoreステッカー

 ベイ構成は5インチオープン×2、3.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×4で、DVDドライブが搭載されている。

 サイドパネルには通気孔が設けられているが、シースルーではないため基本的に内部は見えない。「光モノ」を省いたシンプルな外観で、「今のゲーミングPCは主張が激しすぎる」というゲーマーには嬉しい仕様だ。配線もケーブルタイでまとめられ、エアフローを阻害しないように配慮されている。

DVDドライブ搭載

トップには滑り止めを備える

サイドパネルを外した状態

ストレージベイ

前世代ハイエンドCPUを着実に上回るCore i9-10900KベンチマークソフトでPC性能をチェック

 ここからはCPU性能の計測を中心としたベンチマークと、実ゲーム内ベンチマークを使って性能をチェックしていく。

 検証にあたっては、フルHD解像度の液晶ディスプレイと組み合わせて検証を行なっている。またWindows 10バージョン1903アップデートを適用し、GeForce Game Ready Driver 445.87をインストールした。UEFIの設定は以下のスクリーンショットの通りで、出荷時設定から変更していない。

 使用したベンチマークソフトは「Cinebench R15」、「Cinebench R20」、「3DMark」、「PCMark10」、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」で、「Apex Legends」の動作フレームレートも計測した。すべて室温24.8~25.7℃の環境で測定している。

HWiNFOのシステム概覧

 まずはCPU性能を計測するCinebench R15、Cinebench R20の結果だ。R15ではシングルコアで228、マルチコアで2,610を記録。R20ではシングルコアで543、マルチコアで6,362を記録した。

 参考までに、僚誌『DOS/V POWER REPORT』の240mm簡易水冷クーラーを使った計測では、Cinebench R20でCore i9-9900Kがシングル507/マルチ4,931、Core i9-9900KSがシングル522/マルチ5,180を記録している。

 今回のCore i9-10900Kの計測結果はCore i9-9900K比でシングル+7%/マルチ+29%、Core i9-9900KS比でシングル+4%/マルチ+23%となり、マルチのみならずシングルでも既存製品を上回るスコアとなった。

Cinebench R15

Cinebench R20

 システム全体の性能を計測するPCMark 10のスコアは、総合スコアが7,722、Essentialsが11,236、Productivityが9,084、Digital Content Creationが12,242を記録。

PCMark 10

 3DMarkのTime Spyテストの結果は、Time Spyで総合スコア11,640/CPUスコア12,773、Time Spy Extremeで総合5,471/CPUスコア6,408を記録。

3DMark Time Spy

3DMark Time Spy Extreme

 Fire Strikeテストの結果は、総合スコアがFire Strikeで24,692、Fire Strike Extremeで13,684、Fire Strike Ultraで7,025を記録。CPU性能のみを測定する物理スコア(Physics Score)は3テストともに、29,255~29,909に収まっている。

3DMark Fire Strike

3DMark Fire Strike Extreme

3DMark Fire Strike Ultra

 GPU負荷が低くCPUのシングルコア性能による差が現れやすいSky Diverテストでは、総合スコア62,657、物理スコア26,399を記録。8スレッドテスト時では426.56fpsという非常に高いフレームレートで動作した。

 さらにGPU負荷の低いNight Raidテストは総合スコア64,257、CPUスコア16,204で、グラフィックステスト時には766.13fpsという超高フレームレートを記録している。

3DMark Sky Diver

3DMark Night Raid

実ゲームでも性能をしっかり発揮、Apex Legendsの最高画質で平均183fpsを記録

 ここからは実ゲームの性能を見ていこう。

 ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークでは、高品質(デスクトップPC)設定で21,740、最高品質設定で21,188を記録。CPU性能的には十分すぎるといったところだろう。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク 高品質(デスクトップPC)

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク 最高品質

 Apex Legendsでの動作検証にはフレームレートを記録。射撃練習場にてレジェンドにジブラルタルを選択し、無操作状態から一通りの移動と射撃操作を行った後、ゲーム内で描画負荷が特に高い防衛爆撃(アルティメット)を発動して爆撃が終わるまでの一連のフレームレートを記録した。

Apex Legends

 結果は、手動のグラフィックス設定(ラグドール以外すべて最高)で平均183fps、1パーセンタイル値(実プレイ中の最低FPS)で107fpsを記録。

 グラフィックス最低設定では、平均で281fps、1パーセンタイル値145fpsを記録。非常にスムーズなプレイが可能だ。

Apex Legends動作フレームレート

ファイナルファンタジーXIVベンチ時は全コア5GHz超も記録10コアをしっかり冷却し性能を引出す「G-GEAR GA9J-J201/ZT」

 最後に、CPUに負荷を与えた状態の動作クロックや温度などを見ていきたい。データ取得にはHWiNFOを利用した。

 全コアに高負荷がかかる環境を想定したCinebench R20 (Multi)実行時の結果は、コア使用率100%時に全コア平均クロック4,915MHzを記録。Thermal Velocity Boostでクロックがしっかりブーストされていることが分かる。

Cinebench R20実行時の平均コアクロックとCPU使用率の推移

 ブースト間のCPU Package Powerは196~210Wまで上昇しており、その後Power LimitによってTDPの125Wまで制限されているが、その制限下でも全コア平均クロックは4,277MHz前後で推移した。

 パッケージ温度は同じくThermal Velocity Boost動作時で75~86℃を記録。Cinebench R20は3Dゲームなどに比べて非常に高いCPU負荷を与えるためサーマルスロットリングが発生しやすいが、本PCではサーマルスロットリングなしにベンチマークが実行できた。前述の通りターボ時はかなりの消費電力となるため、Core i9-10900Kは扱いが難しいCPUといえるが、GA9J-J201/ZTは冷却面でもしっかりカバーしていると言えるだろう。

 TSUKUMOでは、システムダウンを起こさない設計と低い故障率を目指してBTOマシン製品開発を行っており、本製品もその思想の下開発が行われている。製品評価の際には高温環境下での長時間フルロード試験も実施されており、長時間の高負荷作業でも安定して動作するはずだ。

Cinebench R20実行時のPackage Powerとパッケージ温度の推移

 ゲーム中の例として、ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークおよびApex Legends射撃練習場での測定も実施。

 まずファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークでは、全コアの平均クロックで最高5,082MHzを記録し、実ゲームにおいて全コア5GHz超で動作するシーンが見受けられた。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク実行時の平均コアクロックとCPU使用率の推移。クロックが大きく上下しているのは途中のロードシーンなどで一部コアがアイドル動作に入るためだ

 Apex Legendsでは、平均コアクロックで最大4,912MHzを記録。CPU使用率は18%前後を推移しているが、平均コアクロックが4.9GHz超に張りついており、常に高クロック全コアが動作している。CPU使用率に余裕があるため、ストリーミング配信などでエンコード処理を同時に実行することも可能だろう。

Apex Legends実行時の平均コアクロックとCPU使用率の推移

 またCPU Package Powerは64~82Wで、設定TDPまでまだまだ余裕のある状態だ。パッケージ温度も57~67℃で推移しており、長時間のゲームでも問題なく遊び続けられる温度に収まっており、ファンの回転数を抑えてノイズを小さくすればよりゲームに集中できる環境も構築できる。

Apex Legends実行時のPackage Powerとパッケージ温度の推移

 なお、ベンチマーク実行時の騒音については、搭載ファンがCPUクーラーも含め120mm×3基という構成のおかげか、高負荷なCinebench R20実行時でも「TDP 125WのCPU」という単語から連想する動作音よりも静かだった。ファン回転数が最高値でも足元にあれば問題になるほどの音ではなく、ゲームなどでヘッドセットを装着すれば無視できるレベルというのは、ゲーマーに嬉しい仕様だ。

高フレームレートが狙える高速ゲーミングPCシンプルな見た目も魅力な「G-GEAR GA9J-J201/ZT」

 ここまで、「G-GEAR GA9J-J201/ZT」でIntelの最新CPU「Core i9-10900K」を見てきたが、クロックが引き上げられたことで、超高フレームレートゲーミングでもボトルネックにならないCPU性能を発揮できている。

 また9900Kおよび9900KSから2コア/4スレッドが追加されたことで、ストリーミング配信などを行なった場合のゲーム動作への影響も低減が見込めるため、2020年のゲーミングPC向けCPUに求められる要素を満たしていると言える。

 そしてG-GEAR GA9J-J201/ZTは、GeForce RTX 2080 SUPERをGPUに搭載し、ストレージに高速NVMe SSDを採用するなど、このクラスの高速CPUにマッチした、2020年上半期時点における最新ゲーミングPCとして相応しい基本パーツ構成のマシンとなっている。

 240Hzなどの高リフレッシュレート対応ゲーミングディスプレイと組み合わせて、最高速のゲーミング環境を構築したいというユーザーにオススメの1台だ。

[制作協力:TSUKUMO]



著者: " -- akiba-pc.watch.impress.co.jp "

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ゲーミング

SwitchとPCの一台二役。7型ゲーミングPC「OneGX1」レビュー –

Akane Yamazaki

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投稿者: ” — japanese.engadget.com

OneGX1

中国One-Netbookの最新UMPC「OneGX1」。日本国内でも正規代理店のテックワンが8月中旬に発売予定で、7月末現在、予約を受け付けています。

今回、そのOneGX1をテックワンから実機をお借りしたのでさっそくチェックしてみました。なお、借りたのはプロトタイプのため、細部が製品版とは異なる可能性があるとのこと。

OneGX1は、7インチディスプレイ(1920 x 1200)のUMPC。その特徴は、Nintendo Switchのように分離できるコントローラーです。左右のコントローラーを1つのゲームコントローラーとしても使えますし、左右それぞれを別々に持って、2人でゲームをプレイすることも可能です。

OneGX1
▲コントローラーがないと、見た目は一般的なUMPC

コントローラーを装着していないと、一般的なUMPCのように見えますが、そこはゲーミングPCを名乗るだけあり、背面の排気口はUMPCとしてはかなり大型です。ファンの音も比例して大きく、静かな環境での利用には注意が必要です。

OneGX1
▲よくあるゲーミングPCっぽい背面
OneGX1
▲吸気口は底面に備える
OneGX1
▲インターフェースは、背面にPD対応のUSB Type-C(3.2 Gen2)とUSB-Type-C(3.0)、USB Type-A(3.0)、3.5mmイヤホンジャック

なお、製品には45WのPD対応アダプタが付属しますが、モバイルバッテリーからの充電も行えました。

OneGX1
▲5V/9V/12V/15V充電をサポートしている
OneGX1
▲右側面にmicroHDMI出力端子。フルサイズのHDMI端子がほしかったところですが、さすがに実装スペースが厳しかったのだろう

左側面にはmicroSD兼用のSIMスロットがありますが、SIMカードを搭載できるのはLTEモデルのみです。

OneGX1
▲トレイを見るとデュアルSIMのような記載があるが、利用できるのは片側のみ
OneGX1
▲前面はメッシュ風の加工ですが、1か所だけマイク穴(?)が紛れている。7インチと小型ながら厚みは21mm。
OneGX1
▲OneMix 3S(左)、OneGX1(右)。8.4インチのOneMix 3Sと並べてみると、一回り小さいのがよくわかる
OneGX1
▲重さは実測で645.4g。Wi-FiモデルはLTEモデルよりも約20g軽い

7インチということもあり、キーボードはかなり窮屈。アルファベットキーのキーピッチは14mmほどです。適度にクリック感もあり、キーボードそのものは悪くないのですが、ホームポジションに指を置くのも厳しいので、ブラインドタッチは難しいでしょう。また、左ShiftやEnterなど、両端のキーを押すとキーボードが若干たわむのが気になりました。

手前側には光学式のポインティングデバイスとマウスボタンがあります。上部中央で光っているのは電源ボタン。残念ながら指紋センサは非搭載です。

OneGX1

数字キーが小さいのも気になるところ。キーボードを利用するゲームでは、数字キーを多用するものもありますが、正直かなり打ちにくいと感じました。あくまでもキーボードはチャットなどの補助用で、ゲームはコントローラーを利用するという感じに割り切ったほうが良さそうです。

OneGx1
▲ブラインドタッチはかなり厳しい
OneGX1
▲キーボードが光る。ゲーミングPCらしい仕様だ

コントローラーはBluetooth接続

OneGX1の特徴は、なんといっても着脱可能なコントローラーです。

OneGX1

このコントローラー、「Nintendo Switch」のように本体に取り付けると充電し、取り外すとBluetooth接続に……というようにも見えますが、実際には本体には取り付けられるだけで、電気的な接点はありません。装着した状態でも常にBluetooth接続を行います。

これは試作機だからかもしれませんが、左右のコントローラーを別々にペアリングする必要がありました。PC上では、2つのコントローラーが同時に接続されている状態です。

OneGX1
▲接合部には電気的接点などはなく、単にはめられるというだけの状態
OneGX1
▲本体はアルミ削り出しなものの、コントローラーはプラスチック。少々安っぽさを感じる
OneGX1
▲市販時には、2つのコントローラーを繋げるマウントアダプタも用意される
OneGX1
▲底面のゴムカバーを外すと充電ポート(USB Type-C)がある

また、充電はコントローラー毎に行う必要があり、少しわずらわしさがあります。

操作感は悪くなく、ゲームも問題なくプレイできました。ただ、本体にコントローラーを装着すると重さが重さが760gを超えるので、両手で抱えてプレイするのは正直きついです。机に肘をついて操作するなら問題ないと思いますが、Nintendo Switch(約400g)のようにベッドにあお向けになってプレイするのは厳しいでしょう。

OneGX1
▲横方向のサイズ感はNintendo Switchとほぼ同じ

PC版のSwitch的な役割を果たす存在

OneGX1は第10世代のCore i5-10210Yを搭載。GPUはオンボードでIntel UHD Graphics 615。RAMは8GBと16GBの2モデルありますが、今回試用したのは16GBモデルです。

さすがにi5ともなると、アプリやブラウザの起動などでもたつきを感じることはなく、キーボードが小さい(そして画面が小さい)ことを除けばストレスなく利用できます。

ゲームに関しても非力なマシンですと、そこそこ動作が重いMinecraft Dungeonsも、多少カクツキが気になるものの、プレイ自体は問題なくできました。敵モブが少なければ50FPS前後、敵モブが集まると15FPS前後になるといった具合です。

ただこのゲームの場合、キーボード操作では、アイテムを使用するときに数字キーを使います。先にも書いた通り数字キーが小さいため、その部分はかなり操作がしづらいです。やはりゲームはコントローラーが必須でしょう。

OneGX1
▲Minecraft Dungeonsはプレイできるものの、キーボードでの操作は厳しい

試しにベンチマークをとってみたところ、CINEBENCH R20が「965pts」、PCMark 10が「2842」、3DMark(TimeSpy)が「358」という結果でした。

CINEBENCH
▲CINEBENCH R20
PCMARK 10
▲PCMark 10
3DMark
▲3DMark
OneGX1
▲ドラゴンクエストIX ベンチマークは「7127」でとても快適

ゲーミングUMPCをうたうものの、統合GPUしか搭載していないためグラフィック性能は低めです。ライバルとなるGPD Win MAXとは違い、外部GPUの利用もできないため、高いグラフィック性能を求められる最新AAAタイトルなどは厳しいでしょう。

その半面、さほどグラフィック性能を必要としない軽いゲームであればどこでも気軽にプレイは可能でしょう。LTE対応モデルなら自前で通信もできますし、専用コントローラーを併用すればPC版のSwitch的な役割を果たすのでゲームがはかどりそうです。

※訂正:初掲時、クラウドファンディングを実施中としていましたが、クラウドファンディングは実施しておらず、予約を受付中です。お詫びして訂正いたします。


関連リンク:OneGx1 | One-Netbookストア




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懐かしのMac OS 8を再現するエミュレータ公開。macOSやWindows等のクロスプラットフォーム対応 –

Akane Yamazaki

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Mac OS 8

アップルが1997年にリリースしたMac OS 8のクロスプラットフォーム向けエミュレータ「macintosh.js」が公開されました。本アプリを開発および公開したのは、かつてWindows 95を現代のマシン上に丸ごと再現したSlack所属の開発者Felix Rieseberg氏です。

本アプリはMacがPowerPCアーキテクチャに切り替えられる前のモトローラCPUを搭載したQuadra 900(1991年発売)ごと、Electronベースでエミュレートしたもの。Windows、macOSおよびLinux上でスタンドアローン動作します。

単体のOSだけあってもやれることは限られていますが、本アプリには1997年のMacWorldデモCDから、様々なソフトがプレインストールされています。「オレゴン・トレイル」や「シヴィライゼーション2」といったゲームのほか、Adobe Photoshop 3やPremiere 4, Illustrator 5.5, StuffIt Expander、Apple Web Pageといった実用アプリや試用版も同梱。またホスト側のマシンを介してファイルを直接転送したり、ディスクイメージをマウントして外部データの受け渡しもできます。

ただWebに関しては仕組みが約30年前とは全く異なっているため、今ではGoogleを開くことさえできないとのことです。一応はInternet ExplorerやNetscape(いずれも当時品)を「Web共有サーバー」とともにインストールが可能とされています。

アップルのOSをそのまま再現ということで、気になるのは権利関係でしょう。ライセンスは「教育目的でのみ」提供とされているものの、アップルの承認は受けていないと述べられています。

とはいえ、動作環境の1つであるmacOS Catalina上では全てのアプリはアップルの公証が必要とされているため(2020年2月以降)、おそらく同社も黙認しているはず。もっとも表だって公認されているわけでもないので、欲しい人は早めにダウンロードしておく方がいいかもしれません。

Source:GitHub



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Acer Predator Triton 500レビュー:素晴らしいゲーミングラップトップ。でも高すぎる。(ギズモード・ジャパン) –

Akane Yamazaki

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良いんだけど、凄く惜しい

タワー型デスクトップの代用になるくらい高性能なゲーミングラップトップは数多くあり、Acerのシリーズも例にもれず優秀でした。ただ、他に比べてどうしても完璧というわけには行かず、それは今回のAcer Predator Triton 500にも言えるようです。米GizmodoのJoanna Nelius氏がレビューしています。

【全画像をみる】Acer Predator Triton 500レビュー:素晴らしいゲーミングラップトップ。でも高すぎる。

たとえ旅行用に必要でなくても、ゲーミングラップトップは非常に便利です。デスクのスペースをあまり取らないし、モニターの位置を気にしたり、周辺機器のコードの長さが足りるか気にしながら、タワー型デスクトップから溢れるRGB照明を一番自慢しやすい角度を考える必要もありません(私から言えるのは、L字型のデスクはデスクトップPCにとってベストとは限らないということです)。ただ、その利便性のために払う値段は安くありませんし、スペック次第ではゲーミングラップトップはかなり大きかったり、高熱を発したり、その両方だったりします。つまりスペックだけでなく、デザインや放熱などもブランドやモデルの差別化に影響します。これはAcerの最新のPredator Triton 500も例外ではありません。

AcerのPredatorシリーズの出来は過去数年、イマイチ完璧とは言えませんでしたが、ライバルと比べてもかなり優れた点はありました。今回のTriton 500は、一歩間違えれば「軽くてポータブル」から「巨大な電子レンガ」になるところでしたが、Max-Qデザインとテンキーレスのキーボードのおかげでスマートな見た目をキープしました。MSIのGS66 Stealthなどはより低価格ですが、Tritonを買うということは、優秀なデザインとハイエンドのデスクトップの代わりにもなれるスペックの、高さ0.7インチ(17.9mm)で4.9ポンド(2.2kg)のマシンが手に入るということなのです。

Acer Predator Triton 500 (2020)

これは何?:第10世代のIntelプロセッサとNvidia GeForce RTX Superグラフィックスカードを備えた、Acerの最新Predator Triton 500

価格:2,200ドル(約23万円。レビュー用のは2,500ドル、約27万円)

好きなところ:クールなボディ、良いパフォーマンス、クリーンで控えめなデザイン、DTSサウンド

好きじゃないところ:指紋がつきやすい、たまにCPU速度が制限される、キーボードライトのバグ

Triton 500は先代よりも僅かに控え目なデザインになっています。「Predator」ロゴはクラムシェルのトップから外されましたが、メタリックブルーの線で描かれたロゴだけが残りました。このロゴは起動する時に光ります。キーボードのライトの色は自由に変更でき、完全に切ることもできます。ブラックメタリックのボディは、Asus ROG Zephyrus G14のホワイトボディの美しさを忘れさせてくれます…手で触るまでは。Predator Triton 500は、とにかく指紋を集めてしまいます。しかも、普通の布で拭くだけではダメで、レンズクリーナーなどでしっかり拭き取る必要があります。

しかし、前述の通りもっと重要なのはパフォーマンスと放熱です。構成するデバイスの優秀さのおかげで、このゲーミングラップトップは素晴らしい性能です。より安いStealthの方がいくつかの分野で秀でることもありましたが(Triton 500は米Gizmodoの電池耐久力テストで3時間26分となりましたが、Stealthはそのほぼ倍持続しました)、パフォーマンスの点においてはTritonはガッカリさせません。

著者: ” — news.yahoo.co.jp

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